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住宅ローン控除計算明細書

住宅ローン控除の申告には、第一に住宅ローン控除計算明細書を記載します。

新築・購入した家屋(一面)

家屋

  • 家屋と土地それぞれについて、対価の額や面積等を記入します。土地と家屋を購入している場合には両方、家屋を建築しただけの場合には家屋の欄に記入してください。
  • イ「居住開始年月日」には、その家屋に住み始めた年月日を記入します。住民票で確認しながら記載しましょう。
  • ロ「取得対価の額」には、家屋と土地の取得価額を記入します。建売住宅で家屋と土地の価格が区分されていない場合には、消費税額で逆算して家屋の価格を算出することができる場合があります。
  • ハ「総(床)面積」には、家屋と土地の床面積を記入します。2階建ての家屋の場合には1階と2階を合計します。
  • ニ「うち居住用部分」には、居住用部分の面積を記入します。一部を店舗や事務所として利用している場合には、住宅ローン控除の対象外となります。

家屋や土地の取得対価

取得対価

家屋や土地の取得対価のうちあなたの持ち分の金額を記入します。すべてがあなた名義であれば、取得対価そのままの金額をAに記入します。
誰かとの共有の場合には、@にあなたの持ち分、Aに取得対価×あなたの持ち分で計算した額を記入します。

住宅借入金の年末残高

借入金年末残高

  • Bは住宅借入金の年末残高です。金融機関から送られてくる「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」を確認しながら記入します。
  • Cは連帯債務がある場合に負担割合を記入します。
  • Dは連帯債務がない場合にはBと同じ金額になります。
  • EはAとDのいずれか少ない方の金額になります。
  • Fは居住用割合です。ニ÷ハの金額になります。
  • Gは住宅借入金の年末残高のうち居住用部分の金額になります。E×Fで計算します。
  • Hは住宅借入金の年末残高の合計額です。

住宅ローン控除額の計算(二面)

控除額の計算

  • 氏名欄の下に一面のH住宅借入金の年末残高の合計額を転記します。
  • 該当する年分に応じてQの金額を計算します。

住宅ローン控除額

控除額

  • 二面で計算したQの金額を転記します。

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