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医療費の明細書

医療費控除の申告には、第一に医療費の明細書を記載します。


医療費の明細書

医療費の明細書には、医療費の領収書を治療を受けた人ごと、病院ごとにまとめて記載しましょう。

  • @医療を受けた人の氏名を記載します。生計を一にする親族の医療費であれば医療費控除の対象となります。
  • A病院や薬局の名称などを記載します。通院のための電車・バスなどの交通費も対象となりますので、250円×8回=2,000円のように分かり易く記載しましょう。
  • B支払った医療費の金額を医療を受けた人・病院などごとの合計額を記載しましょう。
  • C受取った医療保険・高額療養費・出産手当金等の金額を記載します。

医療費控除額の計算

医療費控除額の計算

医療費控除額の計算

  • A支払った医療費の合計額を記載します。上図のBの合計額です。
  • B受取保険金等の金額を記載します。上図のCの合計額です。
  • C「A−B」です。
  • D申告書の所得金額を記載します。確定申告書Aの場合はD欄の金額です。
  • E所得金額の5%の金額です。
  • F所得金額の5%と10万円のどちらか少ない金額です。所得が200万円未満の場合には、医療費が10万円を超えていなくても医療費控除を受けられる可能性が出てきます。
  • G「C−F」です。この金額が医療費控除額になります。

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