生命保険料控除ができていませんでした。住民税は還付できますか？
生命保険料控除をするには、市区町村に申し出るのではなく、所得税の確定申告をすることになります。これにより、所得税と住民税の両方で生命保険料控除を加えて税額が再計算されます。
あなたが、会社員で既に還付申告等で所得税の確定申告をしている場合又は自営業者である場合には、所得税の更正の請求をすることになります。これは、既に提出した確定申告で納め過ぎた税金の還付を請求するものです。これにより、所得税が還付されるとともに、住民税も減額されます（住民税は「還付」というよりもこれから支払うものが減額されることになると思います。住民税を普通徴収で既に全額納付済みの場合は還付されます。）。
あなたが、会社員で所得税の確定申告をしていない場合は、確定申告をして所得税の還付を受け、住民税の減額を受けることになります。
更正の請求書又は確定申告書を提出することにより、その情報が市区町村に自動的に連絡され、住民税の計算にも生命保険料控除が反映されますが、ご自分で税務署に提出した更正の請求書又は確定申告書の控えを市区町村の窓口に持参して住民税の手続きを依頼しても良いと思います。
生命保険料控除の解説
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