地区区分
地区区分には次のとおり7種類があり、各国税局が決定しています。丸、枠なし、楕円などの数字を囲む枠の形で地区区分が分かるようになっています。地区区分により奥行価格補正、側方路線影響加算率等の調整率が異なってきます。
地区区分の概要
各地区区分の概要は次のとおりです。
- ・普通住宅地区 - 主に居住用の建物が立ち並ぶ地域
- ・普通商業・併用住宅地区 - 中低層の店舗・事務所が立ち並ぶ商業地区やこれらと居住用の建物が混在する地域
- ・ビル街地区 - 敷地規模が大きい高層の大型オフィスビル・店舗棟が立ち並ぶ地域
- ・高度商業地区 - 中高層のオフィスビル・店舗などが立ち並ぶ地域
- ・繁華街地区 - 各種小売店舗、飲食店舗、レジャー施設が立ち並ぶ繁華性の高い商業地域
- ・中小工場地区 - 中小の工場、倉庫、物流センターなどが立ち並ぶ地域
- ・大工場地区 - 大規模な工場、倉庫、物流センターなどが立ち並ぶ地域
地区区分の補足
枠の上部又は下部(若しくは右または左)が「黒塗り」又は「斜線」で表示されている路線の地区区分は次のとおり取り扱います。
- ・「黒塗り」の場合は、その地区区分は「黒塗り」側の路線の道路沿いのみが該当します。
- ・「斜線」の場合は、その地区区分は「斜線」側の路線には該当しません。
- ・「黒塗り」・「斜線」でない白抜きの場合は、その地区区分はその路線に全域に該当します。