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生命保険契約に関する権利の評価

生命保険契約に関する権利は、被保険者(保険を掛けられている人)は死亡等していないので、保険金は支払われていないが、今まで掛けていた保険料が貯まっているので、財産の一つと言えるものです。

この権利には次の2つがあります。

  • ○保険の契約者は被相続人以外の者であるが、保険料は被相続人が支払っていたもの
  •  →みなし相続財産となります。本来は相続財産ではないですが、被相続人の財産とみなされて、相続税が課税されます。
  • ○保険の契約者が被相続人で保険料も被相続人が支払っていたもの
  •  →本来の相続財産として、相続税が課税されます。

生命保険契約に関する権利の評価

その保険契約を相続開始時点で解約したとした場合に受け取れる金額で評価します。所得税等が控除される場合には、その控除後の金額です。
自分では計算できないと思いますので、保険会社に依頼して計算してもらうことになります。