貸宅地の評価
貸宅地は、土地を他人に貸して、その他人が建物を建てている土地を指します。その土地の通常の評価額から他人が権利を持っている借地権を控除して評価します。
よく、資材置き場とか駐車場として土地を貸しているケースがあります。この場合はこのページで説明している借地権の控除はできません。貸宅地として借地権の控除ができるのは、借地人が建物を建てている場合とご理解ください。
※資材置き場や駐車場として貸している場合は、契約内容によって、地上権の控除ができる場合があります。
貸宅地の計算
- 正面路線価 × 奥行価格補正率 × (1 − 借地権割合) × 地積 = 評価額
- 200,000 × 0.99 × (1 − 0.5) × 375 = 37,125,000
- ※奥行距離を25m、地積を375uとして計算しています。
- ※路線価が「200E」となっていますので、正面路線価200,000円、借地権割合50%です。