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所得税

個人の所得に課される税金で、わが国の主要な税金のひとつです。自営業者などについては、2月16日から3月15日の間に確定申告を行い、前年の儲けに対する税金を納める必要があります。また、サラリーマンなどについては、毎月の所得から税金が源泉徴収され、12月に年末調整されることで納税義務が完結し、原則として確定申告をする必要がなくなります。

所得の種類

 所得税法では、所得を利子、配当、不動産、事業、給与、退職、山林、譲渡、一時及び雑の10種類に分類してます。そして、それぞれの所得に応じた計算方法を定めています。

所得税の計算

 事業所得の場合の所得税の計算過程の概要は次のとおりです。

 売上 − 仕入・各種経費 = 事業所得

 (事業所得 − 所得控除) × 税率 = 所得税額

所得控除

 所得税法では、納税者それぞれの個人的事情を考慮するため、納税額を計算する際に所得控除を設けています。

所得税の確定申告

 日本では納税者自身が自分の所得金額を計算し、申告・納税する自主申告制度が採用されています。納税者自身が1月から12月までの1年間の所得を合計し、翌年の2月16日から3月15日までの間に申告と納税をすることになります。これを確定申告といいます。

確定申告が必要な方

例えば、次のような方は確定申告が必要です。

○給与収入が2,000万円を超える者、給与以外に20万円を超える所得がある者など

○退職金を貰った方で、源泉徴収が20%の税率されていて所得税が正規の税額よりも少ない場合

確定申告をすれば税金が戻る方

例えば、次のような方は確定申告をすれば税金が還付される可能性があります。

○給与所得者で医療費控除、住宅借入金等特別控除、寄付金控除、雑損控除などを受けられる方

○収入が公的年金等のみの方で、所得税が源泉徴収されていて、医療費控除や社会保険料控除などを受けられる方

所得税の解説


税金情報

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