所得税NAVI
このサイトは、所得税についての皆さんの疑問を解決するためのサイトです。 個人事業者の方からサラリーマンやOL、年金生活者の方まで、所得税について知りたい方のための情報を掲載しています。今後ますます内容の充実を図って行く所存です。
所得税について
所得税は、個人の所得に課税される税金で、法人税や消費税と並んで国税収入の大きな柱です。所得税法では、納税者の税負担を考慮するため、個人の所得を10種類に分類し、それぞれの所得の担税力に応じた計算方法を採用するとともに、扶養や医療費などの所得控除により、各個人の事情を所得税の計算に反映させています。また、土地や株式の分離課税制度や住宅ローンなどの税額控除を設けて、各種産業政策や景気対策等のために所得税が活用されています。
所得税の確定申告
日本では自主申告制度が採用されているので、自分で1月から12月までの1年間の所得を合計し、翌年の2月16日から3月15日までの間に申告と納税をする必要があります。これを確定申告といいます。所得税の確定申告は、申告と納税が必要な個人事業者等が行う義務があることはもちろんですが、サラリーマンやOLなど年末調整により所得税の納税が完結している者についても、医療費や住宅ローンの控除等を受けることにより、源泉徴収された所得税が納め過ぎになっている場合は、確定申告書を提出して、税の還付を受けることができます。これが還付申告です。
所得税の計算の概要
まず、所得金額、つまり、その年の儲けを計算します。商売人を例にとると、売上金額から仕入金額を差し引き、更に、従業員の給与や家賃、電気・ガス代、消耗品の購入代金等の各種経費を差し引いたものが、所得金額となります。 サラリーマンなどの給与の場合は、経費はスーツ代などを実額で差し引くのではなく、給与の収入金額に応じて概算の経費である給与所得控除を差し引いて計算します。年金収入の場合は、給与と同様に実額の経費でなく、公的年金等控除額を差し引いて年金の雑所得を計算します。
- (所得金額の計算例)
- 自営業者
- →3,000万円(売上)−2,000万円(仕入)−400万円(経費)=600万円(所得金額)
次に、所得金額から所得控除額を差し引きます(課税所得金額)。所得控除は、代表的なものは、基礎、扶養、社会保険料、医療費などです。サラリーマンの場合は、基礎・扶養・社会保険料などは、勤務先での年末調整で処理できますが、 医療費については、年末調整の対象外なので、確定申告をすることになります。年末調整で引き忘れがあった場合にも確定申告をします。
最後に、上記課税所得金額に税率を掛けたものが、所得税の納税額となります。税率は、最低が5%で、課税所得金額が増えるごとに税率も上昇します(累進税率)。なお、給与や年金から天引きされている源泉徴収税額がある場合には、その税額を差し引いたものが その方の実際の納税額となり、納税額がマイナスとなった場合には、マイナス分の所得税が還付されることになります。
所得の種類
所得税法では、所得を配当、不動産、事業、給与などのの10種類に分類してます。これは、それぞれの所得ごとに計算を行った上で合計し、所得税を計算します。
所得/税額控除
納税者の扶養家族の人数や支払った社会保険料の額など、個人的事情を考慮するため、納税額を計算する際に所得控除を設けています。
青色申告
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