納税義務者 - 法人税の基礎知識

法人税の納税義務者

法人税は誰が納めるのでしょうか？内国法人や外国法人とはどういうことでしょうか？

法人税の納税義務者は、法人税の申告書を提出し、法人税を納税する義務のある法人で、この納税義務者は、大きく分けて、内国法人と外国法人に分かれます。

内国法人とはどのようなものでしょうか？内国法人にはどのような種類があるのでしょうか？

日本国内に本店があるなどの、その法人の最も主要な事務所がある法人のことを内国法人といいます。

内国法人は、更に公共法人、普通法人など次の法人に区分されます。

国立大学法人、独立行政法人、日本放送協会などの公共の性格を持つ法人です。

この公共法人には、法人税は課税されません。

宗教法人、学校法人、社会福祉法人、社会医療法人、健康保険組合等、公益を目的とする法人がこれに該当します。

この公益法人は、収益事業を営む場合に、低率で法人税が課税されます。

農業協同組合、消費生活協同組合、信用金庫等の組合員の相互扶助を目的とする法人がこれに該当します。

ＰＴＡ、同窓会、同業者団体など法人登記などはされていない社団などで代表者や管理人がいるものをいいます。

法人とみなして、収益事業にたいして課税されます。

上記の公共法人などに該当しない一般の法人です。

株式会社、合名会社、合資会社、医療法人、企業組合などがこれに該当します。

すべての所得に対して法人税が課税されます。

外国法人とは、内国法人以外の法人であり、国内に主たる本店などがない法人のことです。

日本国内の事業活動などで得た所得に法人税が課税されます。

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