繰延資産
繰延資産とは何でしょうか？その種類には何があるのでしょうか？計算方法はどうなっているのでしょうか？
繰延資産とは、法人の支出した費用で支出の効果が翌期以降に及ぶものです。
この繰延資産については、支出した事業年度に１回で損金算入するのではなく、支出の効果の及ぶ期間に振り分けて損金計上することになります。
繰延資産の種類
商法等に規定のある繰延資産
- 創業費
- 建設利息
- 開業費
- 試験研究費
- 開発費
- 新株発行費
- 社債発行費
- 社債発行差益
法人税法固有の繰延資産
次の費用などでその支出の効果が１年以上に及ぶもの
- 公共的施設の負担金
- 共同的施設の負担金
- 建物を賃借するために支出した権利金等
- ノウハウの頭金等
- 広告宣伝用資産の贈与費用
- スキー場のゲレンデ整備費用
- 出版権の設定の対価
- 同業者団体等の加入金
繰延資産の償却限度額
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