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棚卸資産

棚卸資産とは何でしょうか?棚卸資産の評価はどうするのでしょうか?

棚卸資産とは、その法人が販売などをして収益を得るための商品、製品、などで、一般にいう在庫・売れ残っている商品です。

棚卸資産の評価は、損金の額の大きな要素である売上原価を計算する上で重要なものです。

売上原価は次により計算します。

売上原価 = (期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高) − 期末商品棚卸高

期末商品棚卸高の増減により、当期の売上原価は大きく変動することとなります。

棚卸資産の取得価額

他から購入したもの

その資産の購入の代価

(購入の際の手数料、運賃等の関連費用を加算します。)

購入後、その資産を使うために又は使うまでに追加で必要となった費用

自己で製造等したもの

その資産を製造等した際の原料費、材料費、人件費などの額

その資産を使うために又は使うまでに追加で必要となった費用

 

棚卸資産の評価方法

棚卸資産の評価方法について

 

棚卸資産の評価方法の選定・届出

評価方法の選定

法人は、事業の種類ごと、棚卸資産の区分ごとに評価方法を選定することになります。

評価方法の届出

法人が選定した評価方法は、税務署に届出する必要があります。

 

法定評価方法

法人税法では、次に該当する場合には、最終仕入原価法により評価したものとされます。
○法人が評価方法の届出をしていない場合
○届出方法以外で評価している場合

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